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投稿者: staff_user
2017年5月19日 15:00

頭痛がする、倦怠感がある、不眠だ、等など…、

なんとなく身体の不調を抱えている方、もしかしたら「化学物質過敏症」かもしれません。

これはまだ認知度が低く、血液検査も正常のことが多いため、その症状から心療内科を勧められ、体調に改善がみられない、もしくは悪化する、などというケースも多発しているそうです。

 

 

 

では、「化学物質過敏症」とはどういった病気なのでしょうか?

 

大量の化学物質に接触した後、または微量な化学物質に持続的に接触した後に、同じ化学物質に再接触した場合に出てくる不愉快な症状、と定義されています。

化学物質は1種類のこともあれば、多種類に反応することもあります。

症状は、頭痛、喉や目の痛み、吐き気、下痢、不眠、めまい、発汗異常、目の疲れ、皮膚炎などで、ひどい場合は意識障害を起こすこともあります。

このように症状は多岐に渡り、疲れが溜まっている、風邪、更年期障害、自律神経失調症、心身症などと間違えられることもしばしばあるようです。

 

原因物質は、殺虫剤、芳香剤、香水、たばこの煙、塗料、排気ガス、大気汚染などなど全ての化学物質が原因となる可能性があります。

 

 

 

と、ここまで調べてみて「アレルギー症」のようなものなのかな、と思いましたがどうやら似ている点と違う点があるようです。

 

「化学物質過敏症」「アレルギー症」の違い

 

○似ている点

・感作(化学物質の大量もしくは持続的な接触)と発作(同じ化学物質に再接触)の二段階によって発症する。

・発作では、ほんの少量で発症する。

・発症する人、しない人がいて、個人差が大きい。

 

○異なる点

・アレルギー症は免疫反応。化学物質過敏症は主に自律神経、他に免疫系、内分泌系なども関係する。

・アレルギー症で原因となる物質と症状は一定。化学物質過敏症は発症する物質、症状が人によって大きく異なる。

・化学物質過敏症は感作によって身体が適用することがある。

・化学物質過敏症は、物理的な刺激や精神的なストレスによって発症することがある。

 

 

化学物質過敏症の対策としては、住宅の新築や改修時に化学物質をできるだけ含まない材料を選択する、室内の換気の回数を増やす、有機溶剤を使用した接着剤や塗料を避ける、合成洗剤よりも石けんを使うなど、原因物質を身体に取り込まないような生活が大切です。

 

 

 

とはいえ、芳香剤、香水、たばこの煙など、自分では避けていてもどうにもならないことがあります。そういった場合は周りに協力を得る必要があります。

「化学物質過敏症」は未だに未解明の部分が多いのが現状で、理解を得られないことも多いかと思います。しかし、つらい思いをされている方も多くいらっしゃいます。公共の場で香料、たばこの使用に配慮する、農薬の散布時に飛散防止に努めるなど、私たちにできることから始めてみると良いのではないでしょうか

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